ベルナール・カトラン 「アネモネの花」 約20号 大作
モラスコ隕石は第一次世界大戦が勃発後、ドイツ軍が塹壕を掘った際50cm程の深さの所で77.5kgの塊が発見され、ベルリンで分析され鉄の成分比が92%である隕石であることが確認されました。その後、近くでも発見され350kgとなり、更に1956年に92kgの隕石が発見され、これは現在ポーランド科学アカデミーの地質学研究所に保存されています。時を経て1996年には164kg、2012年には約300kgの隕石が発見されています。隕石はIIICDに分類されるオクタヘドライトで、化学成分は92%が鉄、7%がニッケル、500ppmのゲルマニウム、100ppmのガリウムと1ppmのイリジウムが含まれています。1976年には落下地点周辺の55ヘクタールが自然保護区に指定、許可無く隕石の採取は禁じられており、あまり市場に出回ることはありません。こちらのようにフルスライスの大きなものは超希少となります。こちらはポーランドのコレクターから直接譲って頂きました。サイズ、重さは画像でご確認下さい。カラー···シルバー種類···鉱物・鉱石